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今話題の厚底シューズが使用禁止に!? ランナーが故障しないためには・・・

2020年1月25日(土)

今年の箱根駅伝、足元に目がいきませんでしたか?

沢山の選手が同じ色、同じ形の厚底シューズを履いていましたね。

 

そうです。

厚底シューズと言えば、今話題になっている

ナイキ ヴェイパーフライ ランニングシューズです!

 

2016年から『ナイキ ヴェイパーフライ』が登場。

世界的に一機に人気が広がり、トップアスリートから市民ランナーまでが愛用しはじめました。

 

このシューズによって、世界で驚異的な記録が誕生。

世界記録保持者のキプチョゲは非公認のレースではありますが、42.195Kmを1時間59分40秒で走り、日本では長年塗りえられなっかった男子マラソン日本記録が二度も塗り替えられました。

 

今年の箱根駅伝は8割以上のランナーがこの厚底シューズを履いたことが影響しているのか、10区間中7区間で区間新記録が出ました!

 

僕が現役の時代は無かったシューズですが、

あれば、¥30000-という高い値段でも、頭を抱えながら購入していたと思います(笑) 😀 

 

そんな厚底シューズを、先日、世界陸連が使用禁止にする可能性があると報じ、ランナーたちを騒がせました。

 

そもそも厚底シューズの何がいいのか、

簡単にメリットを説明すると、

・スピードが出る  

・歩幅が伸びる  

・足への衝撃が少なく疲れにくい 

等のメリットがります。

 

要はスピードを出す短距離選手や中距離選手のような足の設置、走り方をしてもダメージが少ないということです。

ランナーにとっては好都合な話ですよね。

 

そんなシューズが使えなくなると、スピードが落ちるだけでなく、負荷をかけすぎて、故障や怪我のリスクも上がりそうです。

 

市民ランナーの方でも、疲れが溜まり怪我をする恐れもありますから、対処が必要になってきます!!

 

 

そこで、

マラソンを走ったことがある方は経験したことがあると思いますが、体力はまだいけるのに足が・・・・

 

そんな状態にならないように、シューズに頼るのもいいですが、自分の身体を頼れる身体にするのも一つの手段です!!

 

今日は最低限実施して欲しいトレーニングを紹介します!

 

カーフレイズ 

 

レース後半に、ふくらはぎが攣りそう、アキレス腱が痛い、脛の内が痛い、そんな状態に陥らないようにするトレーニング。

こんな状況はレースの下り道や、つま先設置で走る人が、後半下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋疲労によって起こることが多いです。

 

実施方法

動作はシンプルで踵を浮かして戻すだけです。 

戻す際、踵がつく前に再度踵を浮かしていきましょう。

 

余裕がある方は、つま先に何か入れて段差をつけると負荷が上がります!!

 

※注意点 

脚の指の重心に気をつけて下さい。重心が小指側に寄らないように。 

 

これが続くと走りでも現れて、ランナーに多いシンスプリントを引き起こしたりもします!

しっかりと親指側も使う意識を持ちましょう!!

 

 

 

シングルレッグルーマニアンデッドリフト

 

走るうえで、一番衝撃の大きい場面は足を地面に設置する瞬間です。

 

その際に一番働く筋肉は、中殿筋です。 

中殿筋に力が入らないと、あまり動いてほしくない腰椎や膝関節への負担が増え、腰が痛い、膝が痛いという状態になります。

そんな状態にならないように、脚が地面についた状態で中殿筋を使う練習が必要です!

 

実施方法

片足立ちになり、挙上側の足をなるべく後ろに引いていきます。

 

軸足は膝を曲げ過ぎず、股関節に何かをはさみ込むように意識しましょう。

 

片足の種目なので、慣れるまでは片手でどこか支えながら実施しても大丈夫です!

 

※注意点

よく起こるエラーで、骨盤が傾斜してしまうことがあります。

 

こうなると中殿筋には負荷が入らないので、なるべく地面に対して並行になるように実施しましょう!

 

 

スキルをアップさせる前にまずは土台作りから!!

故障しないような身体を一緒に作りませんか??

 

UENO

 

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