施設外でのトレーニング指導
2020年8月27日(木)
REALでは施設外でのトレーニング指導も行っています。
先日、兵庫県にある中学校のバスケ部でトレーニング指導をさせて頂きました。
3年生が引退し、新チームになったので練習メニューを見直したい。ボールを触る以外のトレーニングを取り入れてみたが、トレーニング種目やトレーニングの順番がわからないという相談を受けました。
今回はパフォーマンスの基盤となるトレーニングの重要性について考えてもらうために、筋肉を大きくするような筋トレではなく、身体の使い方を覚えるようなトレーニングを指導させて頂きました!
普段行わないトレーニングに始め中学生は戸惑っていましたが、トレーニング終了後、今、チームで悩んでいること、個人で悩んでいることを直接相談してくれました。トレーニングの有用性について、ある程度理解してもらえたかなと思いました。
ある中学生から「こういうトレーニングをこの流れで行っているが間違っていますか?」と質問を受けました。
僕は個人的に間違ったトレーニング(フォーム不良を除く)というものは存在していないと考えています。
何のためにこのトレーニングを行うのかを考えて行えていれば全て正解です。
と答えました。
こういうトレーニングがいいと本に書いていたのでとりあえず行うではなく、今チームとして試合後半にスタミナが足りず動きが鈍くなるから、スタミナをつけるトレーニングをしよう、反応速度が遅いので、反応速度を向上させるトレーニングをしよう、この考え方が大事です。
上記の考えができていれば、トレーニングメニューや順番は最適化されていきます。
トレーナーが全ての部活動で毎回トレーニングで参加できるのが理想ですが、私立の強豪校以外では難しいです。
なので学生たちに指導する際は、トレーナーがいなくても自分達で考えてトレーニングができるようになる指導を意識しています。
ぜひチームでトレーニングを行う際はチームの課題を明確にして、課題をクリアするために必要なトレーニングを行うという考えを意識して行ってみてください。
今よりもっと良いトレーニングになりますよ!
MAGATA