体調は指輪で管理する時代(Oura ring)
2021年1月12日(火)
今回は、指にはめているだけで体調、睡眠の質を管理してくれる、
便利な指輪型デバイスについて紹介していこうと思います。
Oura ringというフィンランドの会社が開発したデバイスになります。
年末に購入し、年明けフィンランドより届いてから毎日装着していますので、使用感や精度などお伝えさせていただきますね。
海外ではNBA、WNBAの2つのリーグで導入し、選手の体調管理や医療従事者の体調管理で用いられているそうです。
指輪の内側にセンサーが3つ内蔵しており、心拍数、体温などの情報を常に記録してくれますが、就寝時に装着することで、睡眠の質を記録してくれます。
ベッドに入ってから、どのくらいで眠りについたのか、レム睡眠はどのくらいあったのか、浅い睡眠、深い睡眠の割合はどうだったのかなどを記録し、毎朝前日の睡眠を点数化して教えてくれます。
僕は今までにスマートフォンのアプリで睡眠の質を計測したことがありますが、寝る前にアプリをONにするのを忘れて計測できていなかったり、正しいデータが取れていない等、様々な問題点があり使用しなくなりました。
Oura ringの優れている点はつけているだけで記録をしてくれるという部分とデータが正確ということです。
寝る前に、今から就寝をするといったことをリングに報告する必要はなく、ベッドに入り横になると自動的に記録をしてくれます。
指から外れない限り、記録が出来ていないということはありません。
データの正確性でいうと、スタンフォード大学が研究で利用しているのですが、複雑な器具をつけて睡眠の質を計測した時と、Oura rringで計測した時の数値は97%一致したという事でした。
普段、僕は仕事の休憩時間に15分仮眠をとるのですが、その仮眠も自動的に記録されており、驚きました。
筋トレなど様々ワークアウトも手動にはなりますが、記録することが可能です。
強度、時間を選択することで、消費カロリーを記録してくれます。
瞑想モードといったものも搭載されています。
僕は毎日寝る前に10分間瞑想を行うのですが、その際に瞑想モードを起動しておくと、瞑想中の心拍数などを記録してくれます。
これによって、瞑想中に集中できていたのかどうかを数値で判断することができ便利です。
睡眠、一日の運動量、心拍数、体温、休息など全てを判断材料に、毎朝その日の体調をスコアで教えてくれます。
僕はこのスコアを判断材料に、今日はスコアが良く集中力があるから難しい本を読む、今日はスコアが悪いから夜は早めに寝て次の日に備えようといった形で、一日の動きを少し変えています。
今まで体調が悪くても主観でしか判断できませんでしたが、今はOura ringが数値で教えてくれるので納得できます。
風邪などで体調が悪いことも体温や心拍数を計測しているので、しっかり認識してくれます。
最近ではコロナウィルスの感染を予測できる可能性があるとして、あらゆる大学で研究されています。
ここまで長々と書いてきましたが、すごくおすすめのデバイスになります。
Apple watchも持っていますが、Oura ringを付けてからはただの時計としてしか使用していません。
興味がある方は真方に声をかけて頂ければ、実物をお見せしたり、質問にもお答えさせて頂きますので是非お声かけください。
MAGATA