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ただの寝不足を自慢するのはもうやめましょう

2021年2月20日(土)

日本人はなぜか不幸自慢や病気自慢と呼ばれるような

ネガティブな状況を自慢げに話す傾向が高いと言われています。

 

『私は睡眠時間を削ってまで仕事をし、ほとんど寝ずに働いている!すごいだろ!』

 

確かにすごいことなのかもしれませんが、その影響は身体に蓄積しているかもしれませんよ?

 

週末に寝だめするから問題ないという人もいますが、基本的に人間の身体は寝だめというものは出来ません。

逆に身体の体内時計が狂い、より悪影響な場合もあります。

 

 

 

睡眠不足が続くと、ホルモンの分泌が異常を起こしやすくなり、

イライラしやすくなったり、食欲が高まり太りやすくなったり、集中力の低下など様々な悪影響が出てきてしまいます。

 

じゃあ、どれくらい寝ればいいの?となると思います。

 

この時間についても決まった時間があるわけではなく、人それぞれ年齢や体調、ホルモンの働きなどでも変わってきます。

ホルモン的に言うと『コルチゾールの分泌量が下がり、メラトニンの分泌量が高まり自然と眠たくなり、寝てから、メラトニンの分泌量が下がり、コルチゾールの分泌量が高まり自然と眠りが浅くなり起きるまで』

 

これが理想の睡眠時間だと言えます。

 

しかし!

 

『そんなことをしていたら寝坊してしまう!』となりますよね?笑

 

 

こう思った方は、あなたにとっての本来カラダが必要としている睡眠が日常的に足りていないということになります。

 

目覚ましで起きる方も多いと思いますが、基本的には目覚ましで起きるのは、まだ寝むっていようとしている身体に、強制的に負荷をかけて覚醒させようとする行為なので、身体にとってはあまりよくありません。

 

しかしその部分はなかなか変えられないと思いますので

睡眠時間がどうしても不足してしまう場合は、できるだけ睡眠の質を高められるように、寝る前の習慣を見直していく必要があるかもしれません。

 

 

 

・寝る前1時間以上前にはスマートフォンやパソコン、テレビなどを見る事をやめる

→太陽光にも含まれるブルーライトの影響で自律神経に影響が起き、交感神経優位になりやすい。どうしても見る必要がある場合もブルーライトをカットする眼鏡などを使用して、できるだけブルーライトをカットしていきましょう。

 

・寝る3時間前には食事を終わらせておく

→食事を食べた直後に寝ると、内臓は食べたものを消化しようとして活発に動いているため、睡眠の質が下がってしまいやすい。

 

・寝る2時間前くらいに少しぬるめのお湯につかる

→42℃以上のお湯だと逆に身体を覚醒させてしまう交感神経が優位になってしまいやすい。

 

・リラックスできる音楽やアロマなどで副交感神経を優位にする

→緊張してしまうとコルチゾール値が高まってしまい眠りの質が下がってしまう。できるだけリラックスモードに持っていきメラトニンの働きを高めてあげましょう。

 

ちなみに僕は最後の音楽以外、全部ほとんど出来ていない状態なので、これから少しずつ変えていこうと思います(笑)

 

なかなか習慣を変えることは難しいと思いますし、1日24時間しかない状況ではどうしても睡眠時間が少なくなりがちです。

毎日8時間寝る人と、毎日6時間睡眠の人とでは1年間で730時間つまり約1ヶ月分も起きている時間が変わってくるので、時間を有効活用したいし、身体も健康でいたいという人は上記のような睡眠の質を上げることを意識してみてください!

 

これからは、睡眠不足を自慢せず、たとえ短い睡眠時間であっても良質な睡眠をとれていることを自慢していきましょう!

 

 

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