浮腫み対策
2022年10月28日(金)
仕事が終わる夕方頃になると足がだるくなったり、お酒を飲んだ翌日は顔が浮腫んだりしませんか?
そんな浮腫みを効果的にケアする方法をお教えします。
「浮腫み」は血流の低下によって引き起こされます。
筋肉が動くことで血流を促し、心臓に血液が戻されますが、動かないと血流が悪くなって浮腫みになります。
デスクワークの多い人が、夕方になると脚がパンパンになるのは、筋肉を動かさなかったために、足の血流が低下してしまうからです。
足は心臓からもっとも遠くにあるため、ふくらはぎの筋肉がポンプの役割を果たして、
血液とともに水分を心臓に送ったり、全身に巡らせています。
筋肉を使わずに『ずっと動かずにいる』と、重力の影響で水分が下半身にたまってしまい、足が浮腫むのです。
浮腫みの原因
①塩分の摂り過ぎ
体には、体内の塩分濃度を一定に保つという機能があります。、塩分をたくさん摂取すると、
体の塩分濃度を薄めようと、体内に水分を溜め込むようになります。
②飲酒
血中のアルコール濃度が高くなると血管が拡張し、血管から水分が漏れ出します。
③ホルモンのバランス
月経周期によるホルモンの関係で、月経前の時期には体に水分を貯め込み、浮腫みやすくなります。
④ずっと同じ姿勢で過ごしている
立ち仕事やデスクワークなど同じ姿勢で過ごすことが多いと、血液を心臓に戻すふくらはぎのポンプ作用が弱くなり、血流が下半身に滞ります。
さらに同じ姿勢でいることで、足の筋肉がこわばって伸びにくくなってしまいます。
解消方法
①ストレッチやエクササイズを行う
浮腫みは血液やリンパ液など、体液が停滞することで起こります。
その停滞をいち早く解消できるのがストレッチ。
特に浮腫みやすい足は、膝の曲げ伸ばし、足首をまわすなどして凝り固まった筋肉や関節をストレッチするのがおすすめです。
②マッサージする
むくんだ部分は、手でマッサージをして血液やリンパの流れをよくしましょう。
ポイントは、心臓から遠い部分から近い部分に向けて流しましょう。
③筋膜リリース
筋膜リリースとは、全身にくまなく広がる「筋膜」という組織に注目し、弾力や伸縮性がなくなることで動きが鈍くなった筋膜を解放します。
フォームローラーを使うことで簡単に行うこともできるので、ご自宅にもあるのであれば、継続して頂くことがおすすめです。
注意していただきたいのは、強ければ強いほど良い、痛いほど効いているという勘違いです。
是非、ちょうどいい強度で行ってみてください!!
ITOU