正しい呼吸できてますか?
2016年11月28日(月)
こんにちは。
今日は呼吸についてお話していきたいと思います!
今、日本のフィットネス業界では呼吸に注目が集まっています。
私たち人間は一日に何回呼吸しているかご存知ですか?
呼吸をするたびに数えている人はいないと思うので多くの人は分からないと思います。
答えは一日30,000回です。
一日に30,000回もする呼吸だからこそ、正しい呼吸をしなければ身体に負担がかかります。
正しい呼吸が出来ずに起こる身体の不調の代表例が肩こりです。
肩こりで悩んでいる人の呼吸を見ると、大体胸で息を吸っていて肩がすくんでいます。
ということは一日に30,000回肩をすくむ運動を繰り返していると言う事です。
そうなると肩もだるくなって当然ですよね。
人によりますが、肩こりを治すのに肩のマッサージだけでなく、呼吸を正しくするとよいかもしれないです。
では、みなさんが早く聞きたい正しい呼吸法とはなにか。
正しい呼吸方法とは、簡単にいうと胸だけで吸わずにお腹も使って息を吸う。
世に言う腹式呼吸です。
ここからは正しい呼吸を身につけていく上でかかせないのがブレーシングです。
しっかりと腹式呼吸ができお腹を膨らませて力を入れることの出来る状態、僕たちはこれをブレーシングと呼んでいます。
ブレーシングを出来るようになれば、腰痛などで悩んでいる人も腹圧が安定するようになるので腰痛の改善にも繋がります。
腹圧とはお腹の中の圧の事です。
これを高める事ができるようになれば、腰椎が安定するので腰への負担は減ります。
一時期テレビや雑誌などでドローインというのが流行りました。
ドローインはお腹を凹ませる。
ブレーシングはお腹を膨らませる。
どう違うのかというとドローインでお腹凹ませると腹圧が向上されると流行しましたが、実際の研究ではあまり腹圧は向上しませんでした。
ブレーシングはしっかりとした方法でお腹を膨らませる事ができれば、腹圧を向上させることができるという研究結果が出ています。
例えるならドローインは体幹部がひょうたん、ブレーシングは体幹部が寸胴の鍋です。
どちらが安定感ありそうに見えますか?
どうみても寸胴鍋ですよね。
ドローインがダメというわけでなく、場合によって使い分ける事が必要です。
ブログで簡単なブレーシングの練習方法をご紹介しようと思っていたのですが、
ブレーシングはすごく要求されることが多く、文字で書くだけでは分かりにくいと思います。
呼吸方法に興味がある方、肩こりや腰痛で悩まれている方は一度体験トレーニングにお越しください。
MAGATA