ツールドフランス開幕
2017年7月4日(火)
こんにちは。
7/1(土)からツール・ド・フランス[ Le Tour de France ]が開幕しました。
ツールドフランスのことをご存知ない方に簡単に説明すると、年に一度フランスで行われる一番大きな自転車のレースです。
3週間で約200人が合計3,300kmほど自転車で走ります。
簡単に言うとマラソンの自転車バージョンです。
ですがマラソンとは自転車で走る以外に違いがたくさんあります。
まずはチームで走るということ。
自転車の競技というと個人種目のイメージが強いかも知れませんがチームで走ります。
そしてチームには一人一人役割があります。
ゴールを狙う人、ゴールを狙う人をアシストする人、山を登るときにチームを引っ張ったり、山を早く登ることに特化したクライマーと呼ばれる人、平坦の道でチームを引っ張ったり、平坦を早く上ることに特化したスプリンター。
他にも平均的になんでもこなすことができるオールラウンダーなど。
レースの場面によって、チームの先頭を走る人が入れ替わったり、チームが分裂したりとチーム競技ならではのいろんな作戦があります。
あとはマラソンのように1日で完結するわけではなく、23日間の合計タイムで一番早くゴールした人が総合優勝となります。
他にも山を一番最初に登った人に与えられる山岳賞、平坦の決められた地点を一番最初に通過した人に与えられるスプリント賞。
山岳賞を取ることによって次の日は特別な赤と白の水玉柄のジャージが与えられます。
そしてなんといっても総合1位の選手のみが着ることができるマイヨジョーヌという黄色いジャージ。
全選手このジャージを着る事を目標に戦います。
ざっというとツール・ド・フランスはこんな感じです。
ただ自転車を走っているところを何時間も見て、何が楽しいのかと思う方もいるかもしれません。
ロードレースの面白さはレースの駆け引き、ゴール前の激しさ、ありえないことが起きるところです。
ゴール前の激しさは一度みると鳥肌が立つくらいすごいです。
長い距離を走った後に最高速度70kmというスピードでゴールを争うのです。
画像のように自分の出せる力を全部使ってゴールを奪い合います!
一度ゴールスプリントだけでもYouTubeなどで見ていただければと思います。
もう一つの見どころはは絶対ありえないということが起きます。
1人でゴールまで独走したりと漫画のような展開が何度も起こります。
僕が一番レースで衝撃だったのは撮影用のバイクが選手に追いつけなくなるという展開。
あれは正直笑いました。
バイクで自転車に追いつけなくなるなんて。
一度見るとハマること間違いなし!!
まだまだ始まったところなので一度見てみてください。
ちなみに日本人で唯一 新城幸也という選手がバーレーン・メリダというチームで出ているのでみんなで応援しましょう!
MAGATA